ステンレスの種類
ステンレスとは みなさんよく耳にはすると思いますが、実は幅がとっても広いんです。 そもそも鉄の耐食性を向上させるために開発された金属ですが、 鉄にクロムという金属を10.5%以上混ぜた物は ステンレスと呼ばれます。 実はステンレスと一言で言っても80種類以上もあるんですよ。 この中にはクロムのほかにニッケル、モリブデン、などを さまざまな割合でまぜますが この含有量の違いの分だけ、ステンレスの種類があります ただ、普段手にしたり、目にしている ステンレスと呼ばれる物は3、4種類くらいです その中でsus(ステンレスの略)304と430がよくつかわれますが、 磁石にくっつくのがsus430、くっつかないのがsus304になります。 ステンレス430というのは304に比べ錆びやすくもろい素材です。 430の弱点を埋めるのがsus304と考えてもらうとわかりやすいです。 sus304はニッケルという素材を混ぜる事により、 弱点を克服しています。弊社では要望のある場合や sus430の方が良い場合を除きsus304を使用しております。
ステンレスの利点
ステンレスのよさはさびにくいという所です。 でも決して錆びないというわけではありません 使用状況や使用頻度、使用環境などによりさびる事もあります しかし、鉄のようにさびてボロボロになってしまうような事は よほど特種な環境でない限りありませんし、 磨けば、元通りピカピカになります さびにくい理由はステンレスに含まれるクロムという金属が、 表面にうすい皮膜(不動態皮膜)をつくります。 この膜は傷ついてもすぐに新しい膜が再生され、 サビの発生を防く事ができます さらにニッケルという素材を加える事で sus430以上に酸に強くなります そしてステンレスは100%リサイクルできるという とってもecoな金属なのです
ステンレス製品のポイント
ステンレス製品と、鉄製品を比較した場合 ステンレス製品に比べ鉄製品の価格は安いですが、さびやすいです。 さびが進むとボロボロになり形を失う事もあります。 手摺、はしごなど人が乗ったり、つかまったりする 人体に関わる部分では鉄製品の場合年数が経つと 腐食による落下など危険な場合がありますので、 ステンレスを使う事が良いです ステンレスはさびが出る事はあっても、 ぼろぼろになる事は無いので、安心です。 その他きれいなままであってほしいものや、 長期的に使用するのであればステンレスをおすすめします。
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